今回ご紹介するのは、コスタリカタレス地区パストーラ農園のブラックハニーコーヒーです。
このスペシャルティコーヒーを2通りの入れ方で飲み比べをしてみましたよ!
ブラックハニーとは何か?についても調べてみました。
最後までごゆっくりお楽しみくださいね。
ブラックハニーとは?
この投稿をInstagramで見る
コーヒーの生豆の精製方法のひとつなのです。
コーヒー豆というのはコーヒーノキの果実の種子なのですが、コーヒーノキの果実はさくらんぼのように木になっているのです。(写真参照)
だからコーヒーノキの果実はコーヒーチェリーと呼ばれています。
このコーヒーチェリーを脱穀して精製することによってやっとコーヒーの生豆となるわけなんですが、ブラックハニーというのはその精製の仕方(ハニープロセス)のことなのですね。
パルプドナチュラルという精製方法なのですが、コーヒーチェリーの中の種子を機械で取り出すのですが、この時に種子の周りに付いている粘液(ミューシレージと言います)を洗い流さずに乾燥させるのです。
このミューシレージこそがハニーの正体なのですね。
そのミューシレージの残存率によってイエローハニー(残存率50%)、レッドハニー(残存率100%)と呼ばれるそうで、ブラックハニーとは残存率が100%で、かつ糖度の高いもののことを言うそうです。
その乾燥段階でミューシレージの甘みの成分や酸味が種子に浸透していくために、甘みと酸味が凝縮されたコーヒーの生豆ができるのですね。
コスタリカ・ブラックハニー飲みくらべ!
ペーパードリップとコーヒープレスで入れたものを飲み比べてみました。
まずは、ペーパードリップで入れた方から。
この投稿をInstagramで見る
甘みと酸味がいい具合にマッチしています。
こんなに甘みを感じるコーヒーは初めてです。
美味しい!今まで飲んだどのコーヒーより好きです。
ベリー系のフルーツのような味わいです。
爽やかでフルーティー、苦味はまったく感じないです。
さて、次はコーヒープレスで淹れた方をいただきますよ。
この投稿をInstagramで見る
ペーパードリップより酸味を感じません。
甘みがより感じられ、コクがこちらの方がありますね。
これは甲乙付けがたいです。
その日の気分でこっちの方がいいと思ったり、ペーパードリップの方がいいと思ったりすると思います。
爽やかさを求めるならペーパードリップ、コクのあるまったりした感じを求めるなら断然こちらですね。
どちらも甘みはベリー系なのですが、こちらはストロベリーのような甘み、ペーパードリップはラズベリーのような酸味のあるベリーの味がしました。
まとめ
コスタリカ・ブラックハニーはペーパードリップでもコーヒープレスでも、味わいは変わりますがどちらも美味しかったです。
ペーパードリップでは甘みと程よい酸味が心地よく爽やかに。
コーヒープレスでは酸味が抑えられ、コクが深くなりました。
みなさんも機会があれば、是非一度飲んでいただきたいです。
おすすめですよ!
最後までお付き合いくださってありがとうございました。