日本人の好みに合うコニャックとは?
初心者の方におすすめするに当たりぶつかったこの疑問について検証しました。
美味しい!と言っていただける銘柄をおすすめしたい一心で考え、たどりついたヘネシーなど3銘柄のご紹介もしたいと思います。
コニャック初心者の方もそうでない方もお立ち寄りください。
それでは外国人と日本人のコニャックの好みの違いから検証していきたいと思います。
外国と日本人のコニャックの好みの違いを検証してみた!
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ヨーロッパでは普通にランクの低いコニャックをストレートで飲みます。
アメリカではロックで飲むのが主流っぽいですが。
英字でコニャックのメーカーで検索するとインスタにはランク低めの画像がたくさん出ます。
日本だとランクの低いのはあまり出ません。
V・Oが出てくるのはヘネシーくらいでしょうか。
他はだいたいV.S.O.Pからですね。
そもそも日本語で検索するとコニャックなんてホストクラブの画像がほとんど。
そりゃランクの高いコニャックばかりが出てくるわけですね。
日本人の方が書いていらっしゃるブランデーブログにおじゃますると初心者の方におすすめしてるのはやっぱりランクの高いコニャックが多いです。
美味しいものを初めから飲んでいただかないとランクの低いものをおすすめして「美味しくない」と思われるとそこまでになってしまいますからね。
手を伸ばしやすいV.S.O.Pランクだと5大コニャックでも4,000円くらいで手に入るのでおすすめしやすい価格ではあるのですが。
でも私自身がV.S.O.Pランクのコニャックを日常飲んでいるかと言われるとそうではありません。
ヘネシーのX.Oを愛飲しています。
やっぱり日本人の方が書いたブランデーブログでランクの高いコニャックをおすすめしているのは、日本人には私のように値段は高くてもストレートで飲んだ時に感じるあの上品でフルーティーな甘みや芳醇な香りを楽しみたいという方が多いということなのでしょうね。
結論:日本人の好みに合うコニャックは高級なX・Oランクのコニャックである!
というわけで5大コニャックのX.Oランクからおすすめのコニャックをご紹介しましょう。
おすすめ!X.Oランク対決!
レミーマルタンX.O
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レミーマルタンはV.S.O.Pも定番な気もしますね。このランクの中では他より熟成感があって美味しいと思います。
でも味や香りをより求めるならやっぱりX.Oですね!
レミーマルタン特有の赤みがかった美しい色合い、甘いブドウのフルーティーさとスパイシーな味わいが心地よく、何ともいえない芳醇な香りが長く続きます。
300種類もの原酒をブレンドして造られたレミーマルタンの自信作ですね。
ヘネシーX.O
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日本人好みはこのランクではこの2強でしょうか?
ヘネシーX.Oは万人受けする味わいだと思います。お酒の好きな方ならこれを「不味い!」と評する人は少ないでしょう。
特にヘネシーはこのランクになると非常に上品な甘さがあり、喉を通る時に少し刺激を感じるだけで味わい深くもマイルドです。
香りは陶酔感を誘うような贅沢で芳醇な香りで、余韻も長いです。
X.O以外でもあなどれない銘柄が!
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マーテルのコルドンブルーですね!
「コルドンブルー」とはフランスのブルーリボン、勲章のことです。
このボトルもとても香り高くグラスが空いても香りは残る、と言われる銘酒なのです。
初めはすっきりとした甘みを感じると思いますが、飲み続けるにつれ甘みが増す感じです。
香りは初めから余韻まで芳醇な香りが続きます。
このボトルの香りを形容するのによく「スミレの香り」という言葉が使われますが、まさにそんな感じです。
飲み終わりに感じるスパイシーさもアクセントになっておいしいコニャックです。
マーテル社は希少価値が高いと言われるボルドリー原酒の60%を所有していると言われており、このボルドリーこそ「スミレの香り」の正体なのです。
ひとつ上のランクに「マーテルX.O」もありますが、こちらのボトルの方が人気があると思います。
それほどに洗練された美味しいコニャックと言えます。
まとめ
外国人と日本人のコニャックの好みの違いや日本人好みのコニャックについて考察してきましたがいかがだったでしょうか。
レミーマルタンX・O、ヘネシーX・O、マーテルコルドンブルーを日本人におすすめのコニャックとしてご紹介しました。
カミュ回ではあんなにカミュ推しをしておきながらカミュどこ行ってん!?というツッコミも聞こえてきそうですが、間違いなくカミュX.Oも美味しいので、カミュも飲んでくださいね!
今回、お伝えしたコニャックはいずれも1万円台前半でお求めいただけますのでよろしかったらお試しください。
いずれの銘柄も損はさせない美味しさですよ!
それではまたお目にかかりたいと思います。
最後まで読んでくださったみなさま、有難うございました。